すべてはつながっている。

薬膳と聞くと、「薬くさくておいしくなさそう・・・」
そんなイメージを持っている方が多いかもしれません。

薬膳とは、中医学(中国伝統医学)の理論に基づいてその人の体調や体質、
季節に合わせた食材を選び、健康や美容を目的とした食事のことをいいます。

朝、昼、晩の食事の中で
季節の旬の食材を日々食べ重ね、
自然のエネルギーや
食物の持つ力を体に摂り入れていくことは
病気にならない体づくりにつながります。

誰にでも1日に3回
健康になるチャンスがあります。
自分のカラダを知り、
自分のカラダは自分で守るという意識を持ちましょう。

カラダの声に心を澄ますと
自分が食べたいと思うものと、
カラダに必要なものが一致してきます。
食事を大事にすること・・・
それは自分を大事にすることになります。
中医学では症状が現れたところだけを見るのではなく、
体全体を観察して原因をさぐり
治療方法を考えます。
それは体の中の五臓(肝、心、脾、肺、腎)は
互いに影響しながら
調和を保ちつながっていて、
そのバランスが崩れた時に
体調を崩すと考えるからです。

喜びや悲しみも度を過ぎると
病気になります。
感情と体調は互いに影響を与え合う・・・
心とカラダもつながっています。
自然とカラダ、食事とカラダ、
人と人・・・
すべてはつながっています。

「日々をつなぐ、
食でいのちをつなぐ」

薬膳の素晴らしさを
いのちとともにつないでいけたら・・・
何よりもの喜びです。
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